空の港とホーホケキョ


おはよう。
2018年4月2日、月曜日。
天候は、くもりみたいな晴れ。
季節は、春。


風がそよそよとバスタオルを揺らす、ホーホケキョの声。


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3月の後半で村上春樹の『色彩がない多崎つくるくん、巡礼の旅』みたいな題の本を読んだ。
小説はひさしぶり、一年近く読んでないかも?


今までハルキムラカミという名で読まず嫌いだったのですが、ちょうどまにゃんが読み終わってパッと目の前に現れたので。
言葉の選びかた、それでできた文。すらすらとは読めた。
ただ、どちらかといえば言葉や文うんぬんというよりは、多崎のつくるくんの一部分に自分が重なってしまった。


無個性なつくるくん。
(それをまにゃんに言ったら、「とっし、だいぶ個性あるで」って言われた。)
(ハンサムっていうところは重なっていない、ということにしておく。)


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東京のみなさんに行っておいてほしい場所を、ひとつお教えします。
それは調布の飛行場。
駅でいうと京王線飛田給駅


小型の飛行機やヘリコプターが離着陸するのを、滑走路のそばにある芝生に寝転んで眺めるのです。
ブーン、静寂、ブーンって。
なにも考えずに、もしくはなにかを考えながら。


空の港じゃなくて、飛行の場っていうのがいいよね。


大学4年の一年間は調布に住んでいたので、大学に行くでもなくあてどなく過ごしていた22歳は、そこで空を眺めていました。
近くに味の素スタジアムもあるので、なにかイベントがあると遠くから歓声が聞こえてくるのもまたよい。
大勢の人間が近くの人工建造物にいて、自分だけが芝生に寝転んでいるという事実。


ちなみにつくるくんは駅のホームで何本もの電車を、ただ眺めていたりしていたそう。
もしよかったら、寒さと暑さのあいだに行ってみてください。なにかあるわけじゃないけど。


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あとは何かあったかなぁ、近頃。


・模様替えをしています、引き続き。


・お店での仕事は、春を迎えて結婚式のシーズン。出張料理が多くなります。
勉強と、その学んだことを発する日々。笑顔。手を動かす。あとは仕組みづくり。


・どっか無駄に宿泊したい。京都か、大阪湾岸か、東京か、神戸。
無駄じゃなくて、それは余白を作るということ?


・今日から新しい、朝の連続テレビ小説が始まりました。
『半分、青い。』、たぶん好きな作品。
また毎朝8時に起きる生活が送れそう。