会員は1000円。働くレストランのサービスランチよりも安いから、観たい作品とタイミングが合えば観に行くほうを選ぶようにしている。
きょう観た映画は、思春期な男子女子がそれぞれいくつかのグループでお泊まり会をし、時間軸に沿って朝を迎えるまでの話。
どうってことはない。作品のことをくわしく調べるタチでもないので、まあいつも通り「そこそこよい作品ね」という感想ではあるけれど、なんとなくきょうタイトルに書いたことばが頭にこびりついて離れない。
人と人が出会ってともだちになるというとき、それはたぶん居心地がいい。SとNのバランスがちょうどよいはず。
それがさ、どっちかの磁力が強すぎたらいつだってそっちに引きつけられちゃって弱いほうは自由になれない。だから、離れるしかなくなる。
人間ってのはむずかしくて磁力はおんなじでも、おんなじ極だとうまくいかなかったりする。似たもの同士で。
地球になんで磁力があって、北が上になってるんだろうね。むしろ北は上なんだろうか。なんかの星が爆発してその波動を受けたら磁力が反対になっちゃって、地球がくるっと反転することなんてあるのだろうか。意味わかんないよね、地球も人間も。
なにがどうってわけでもない。だれかと衝突しているわけでもなく、おだやかに暮らしておりますのでご安心を。
ここ数日、それこそ我が家にお泊まりしてくれた人と過ごした時間がとてもちょうどよかったから、そんなことを思っただけかもしれない。