自然

年始に義実家から『Les Misérables』のDVDを借りてきて、
「4時間くらいあるんだよねぇ、長いけど観よう」って言ってたのに
突然の一挙放送で『アンナチュラル』というドラマを夫婦そろって熱中している。
8話で、8時間。
(しかもあと残りの2話、日曜日のお昼にやるので観られない…!)


不自然(ナチュラルじゃない=アンナチュラル)な死を法医学で解明していくその話。
法治国家であるよね、ということが根底にあってそれも好き。


無印良品に行ってお買いものをして、新年だからってちょっといつもは躊躇うものも買えてうれしい。
すんって心にくるものは、自然体に戻してくれる気がするのを思い出した。
すこしおっきい店舗に行くとレジのところにおっきいポスターがあるじゃないですか。
そこに【自然 当然 無印】って書いてあって、写真も心に違和感のないものでした。

そうだ、僕は無印良品みたいな人になりたいだったっけ?(「無印良品みたいな人」ってmixiのコミュニティみたいだな…!)
まわらないお寿司よりもとれたてのおいしいぶりのお刺身、の人。
生まれた年のワインを1本だけよりも好きでがぶがぶ飲めちゃうテーブルワインを数本、な人。
スマートフォンにすごい詰め込んで生きていくよりも携帯電話とお財布と鍵と、の人。

どっちかだけではなくて、お寿司も生まれた年のワインも、人生にはスパイスとして必要だけどね。
スパイスばっかりだったら、舌が麻痺する。

そのへんも含めて、将来につながるから纏めたほうがいいよな…きっと論文。

大学の卒業論文を書くときにそのへんのことを書きたいな…と思って、
でもそのもやもやっとしたイメージをぎゅっとかたちにできなくて、
結局書かずじまいで終わっていて、とても心残りではある。青春のときにした恋くらい、心残り。


そういえば、大学生でいたあの日々は手の届く範囲の幸せをきちんと幸せとして感じたくて、
そういう整頓された幸せがひとつひとつやってきて、それを頭のなかの箱に順に整理していって…
みたいな暮らしを夢見ていた。

世のなかはそんなにひとつひとつ順番にはやってきてくれない、幸せのおっきさもばらばら、手に収まりきらない不幸だってやってくる。
だからおもしろくて、だから退屈はしなくて、だから生きていられるんだろうけど。


2019年、始まりました。平成も終わる、僕も30歳。

◎素直でいる
スケートボードに乗って移動手段として使えるようになる
◎プロジェクターを買って家でホームシアター
丸善で買ったお肉の本で勉強
◎一ヶ月に一回は銭湯でゆっくりあったまる(できるなら岩盤浴
◎気になる映画を映画館で観る(たくさんでなくてよい/発信もしなくてよい)
◎食器棚を買う
◎実用的なソムリエナイフを手に入れる
◎四季の一季ごとに大文字山に登る
◎ワインを勉強する(ワインエキスパート教本にて)
◎家を清潔に保つ
◎薄っぺらくていいから小説を一ヶ月に一冊は読む
◎仕事終わりに勉強してから帰る(調理師は取ったから他のその周辺の…)
◎サッカーボールをひとつ買って暇なときに外で蹴りたい
◎じぶんのカラダに合ったストレッチを覚えて生活のなかに組み込む
◎夫婦ふたりの息を合わせてお気に入りのレストランに行く日を作る(これも四季の一季ごとほどでしょうか)
◎お気に入りのレストランにいた人が始めたお店に行ってみる
◎大学の卒業論文を書きあげる(Wordにつらつらと書いていく)
◎事業計画書を書きあげる(ひとりになる時間が必要)
◎(高価でなくていいから余裕があれば)あたらしい靴にする
◎(高価でなくていいから余裕があれば)あたらしいめがねにする
◎まにゃが電動自動車を買えるようにいろいろ工夫する(本人はいつ買うつもりなのだろうか…)
あいみょんの歌のことばから拾えるヒントを咀嚼する
◎カレンダーを記録して郷愁に浸るだけでなくて行動の積み重ねに活かす
◎(しないと思うけど)ベランダで園芸をする
◎twintreeの機会を作る?(四季に一度くらい?)
◎陶芸をもう一度してみたいよな…
◎お茶を習ってみたい(柳楽優弥もやってるって言ってたしな!)
◎フランスとイタリアのおおまかな地図は頭に入ったから、次はドイツの地図を頭に入れる
◎おなじくらいの間取りでおなじくらいの家賃の物件情報を集めてみる


それほど遠くまで見渡して書けたわけでないけど…公開っと!ポチッとな!
自然でありたい。