Bon voyage


旅立つ者に対して言うフランス語の「よい旅を!」という意味の挨拶。Wikipediaより)


今の僕にとっては、まさにぴったりの言葉。


実は昨日までの三連休を最後に洋食屋さんでの勤務を終えました。
ゼロから始めて学ばせてもらった場所や人に感謝をして、そして今何ができるようになって、これからまた何を学ぶべきなのかを、ゆっくり休みながら整理してみようと思います。
長いようで短い、短いようで長い旅に一区切りです。また新たな旅に出る前に、束の間の休息を。


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結婚式も無事に終えられた今(ありがとうございました)、待っているのは新婚旅行。


時差7時間のフランスです、パリとちょっとリヨン。
日出ずる国ニッポンを出るのは初めてなのに、いきなり花の都でいいのでしょうか。


セーヌ川凱旋門エッフェル塔ルーブル美術館あたりの街の真ん中にはひと通りちょちょいとお散歩行くと思いますが、他にもみなさんのおすすめがあれば教えてください。
(てんびん座のO型は物事の背景や歴史について知ることができると喜ぶので、建築や絵画の意味を教えてもらえるととっても喜びます。)


もちろん町場のカフェやビストロも、楽しみのひとつ。というか、メインのひとつ。
お高いフレンチではなくてフランスの人間が何を喰らっているのかを見られるだけで、僕は「ほほう…なるほど」となるでしょう。


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そして、フランスに行った後はフランス料理屋さんでのお仕事がスタートです。ヌーヴェルなボヤージュです。
今まで経験したことのない領域にまた歩を進めることになるので身震いしますが、学んだことをひとつずつ噛み砕きながら、また新しい場所で一歩一歩。
この仕事をしている限り一生勉強を続ける道に足を踏み入れたので、心を込めて日進月歩。


目紛しく変わる環境に付いていくのがやっとですが、なんというか総てが良き方向、僕が僕らしい方向に向かっている気がするので、誠意を尽くして行動あるのみです。
そのためにも身体を強く健やかにいられるように運動とメンテナンスも。


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(こんな未来になるのなら、大学でスペイン語じゃなくて、フランス語を勉強していればよかった…)

ing

英語で現在進行形のときにingって付けるじゃないですか、現在も進行してるぞー!って。


過去はed、複数だったらs。


当たり前にそう思ってるけど我に返ってみると、なんでや…ってなります。でも、ちょびっとお酒を飲んだのでそれ以上深くは考えません。こういうことをお気楽になりながら、深く話せる人はどこにいますかー?


はてさて、わたしは28歳です。
14歳を2回です。
0歳から14歳よりも15歳から28歳のほうが、やや濃いめの時を過ごした気がします。
なにより18歳からもう10年も経ったわけで、群馬から湘南に出てきた坊やも、今では坊やの面影がだんだんも薄れてきました。
出会った女の子も、今やみなさん女性です。
お友だちみんなと40歳くらいになってもくだらないおしゃべりをして笑ったりしたいので、これからもどうぞよろしくね。


ところでみなさん、ごきげんいかがですか?
暑い夏ももうすぐ終わりますが、それが終わったら暑い残暑がやってきます。ニッポンで生きているのですから四季を楽しみましょう。


僕はといえば、えーと、28歳です。
仕事と家族と、その他もろもろと。
もう少しビシッとバシッとオリャーっとしているほうが心強いのかと思いますが、あいかわらずほんわかと飄々としております。
めがねの向こう側にある眼光は鋭いかと思いますので、あたたかく見守ってください。



最近の趣味は、お店のメニューの原価を計算することです。食材が1kg何円なのかを調べて。ほほう、って思って。牛さんはいろいろな部位に分けられちゃうんだな…って。あとはいつも使うおたまは正真正銘おたまですが、いったい何mlなのかをあたらめて調べてみたり。


そういえばヨーロッパのサッカーは8月末で移籍市場がいったん閉まるので、いつもこのタイミングでビッグなニュースが飛び込んでくるんですが。この前仕事してるときにふと「料理人もサッカー選手みたいにレンタル移籍とかしたら面白そうだな」って思って。(もちろん超一流の料理の世界ではすでにそういうのがあるのかもしれないが…)
それぞれの料理人に代理人がいて、シェフ(サッカーでいう監督)とオーナーが話し合って、この人が欲しいって決めて。どうしても欲しかったら違約金払って契約解除したり。


実際ありそうだな、そういうの。
サッカーって楽しいな!


ふぅ、寝ます。
起きたら、きっと明日です。

コーヒーと仕事

コーヒーを用いて仕事や活動をしている知人友人もいるので、私なんぞがとおこがましい気持ちにもなるのだけれど、


最近仕事場に新たなメンバーが入ってきたりして、お互いのベクトルを合わせるといったような話し合いをする機会もあり、


そんなときに「仕事とは?」とか「何のために働く?」とか、そういうフレーズがよく飛び交う。



僕は話し合いには参加しつつも、ぼんやりと「仕事を何のためにしてるんだろう?」って自分に問うてみていて、


究極的に言えば「自分のため」なんだろうけど、「家族のため」「お店のため」っていう側面も勿論あり、「お客さんのため」という模範解答もわかる部分もある。全部間違いじゃない。



そんなときにポッと、コーヒーを淹れるときのイメージが頭のなかに浮かんだ。


コーヒーを飲む人がいて、
(そのために豆を煎って、)
豆を挽いて、
お湯を入れて。


コーヒーってのは深煎りとか浅煎りとか豆の焙煎具合があって、酸っぱかったり苦かったりに差が出てきて、その風味を楽しんだりする飲み物であると勝手に解釈してるんだけれど、


たぶん自分(の仕事)が浅煎りだったら出てくるものも酸っぱくなるだろうし、
あまりに深く煎りすぎたら苦々しくなってしまったり。


ふぅ、ちょっとそういう風なことを考えたりしながら生きています。(その他いろいろ頭にポッと浮かんてくるんですが、今回は省略!)


つづきはwebで。


きのうのおでかけが百点満点で、まるできのうあったことのように思い出しちゃうよ。きのうのことなんだけど、まるできのうのことのように。



暑くもなく寒くもなく、涼しいという言葉がぴったりの陽気で。自転車でこの街らしい家々の網目をのんびり探検しながら移動した。


北野天満宮の近くから、大徳寺の脇を通って、それから北山の北のほうへと。途中に横に移動した千本通鞍馬口通もふたりでえっちらおっちら、どんなお店があるんかなってボーッとしながら。



僕の自転車は東京を出るときに買った相棒、いまは雨風にだいぶさらされて、チェーンも錆びてきていて。おじいちゃん(自転車)は散歩に付き合ってくれるけれど、あらゆる関節の油が少なくなってきてて、止まるときも進むときもやや悲鳴をあげております。そろそろ世代交代?


僕ら夫婦には2017年のあと半年、いろんなことがやってきて、それはどれも愛おしいものであり、ときにはふたりの機嫌が合わなかったりもするだろうけど(主におなかが減ってるか眠いかのどちらかが理由という大人げのなさ)、愛をどこかに忘れちゃわないように気をつけて、ひとつの舟を漕いでいくのです。


フレシネ



はてなのコレを書かない間、ほんとうに色々ありました。4月から5月。
2017年のこの2ヶ月は忘れんと思う、悲しいことがあったわけじゃなくて、ちゃんと楽しいことがあったよ。



色んなことがあるなかでも、生活は続きます。
生活には仕事と私事があります。家族がいます。
群馬にいる家族はもちろんサイコーに大事、ほんであたらしい宇治の家族もサイコーに大事。東京の家族もサイコー。



今は(ほんとに、なうの話)、大阪。
昼は夏、夜は春。そんな季節。色々な不思議な巡り合わせで此処に存在して、ボーダーを着てる。



落ち着いて考えるのは得意だから、いったんホッとした気持ちになって、
色々ぐるーっと考えて最適な解を見つけよう。ほんとうは明確な解なんてないのも知ってる、ただ方向性を見つけるの。
たのしくて、あったかくて、こころのある方向。



僕の今後に幸あれ。
今後ってのは、人生まるごとって意味で。
(フレシネの「楽しいことは、つくればいいよ。」ってコピーは、いつも頭の中にあるよ。)

進む

自分の立っている位置を見て、
そこから歩を進められる場所を定め、
心を空っぽにしたりするときに聴く曲。


THE HUMAN BEATS / Two Shot [MORE ACTION, MORE HOPE] - YouTube


ハナレグミ&忌野清志郎 サヨナラCOLOR - YouTube


HARCO - 世界でいちばん頑張ってる君に - YouTube


『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。』


進化論のダーヴィンさんもそう言ってた。
あなたが退化と思えること(思われること)も、実は進化だったりするのかもよ?


ロンドンに行ってた人が帰ってきて一ヶ月、先週は東京に行っていた。今は隣で寝息を立てている。


そのあいだ、僕はずっと京都にいる。
不思議だ。


関東で生まれ育った僕がずっと京都で生活してるのに、京都で生まれ育った人が色んな場所に行ってる。


良し悪しの話じゃなくて、ただただ不思議。
恋人がもう恋人じゃないのも不思議だ。
自分がもう28歳なのも不思議だ。


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大学の頃の友人がtwitterスナフキンのことばをRetweetしていた。
僕はフォローしていないからスナフキンが生活の中に現れることはめったにない。


だから、そのことばを見ていたときにふと大学生の頃の自分が蘇った。
まだ知っていることも少なくて、そのくせ根拠もない自信があったりもした頃。スナフキンみたいな世捨て人にちょっぴり憧れもあったりした。


11月までビーチサンダルで通学、アルバイトはお台場、大学は湘南、家は世田谷区。
よくよく振り返ると、普通だと思ってやっていたことも、わりと普通じゃなかったりもした。


都会に身を置いていることに心身が慣れていたあの頃。今がきらいなわけじゃなくて、むしろとっても好き。ただ、過去も好きなのだ。


その頃僕が世間に抱いていたあの感覚が、今も好きなのだ。その感覚をこれからも大事にしたい。


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もうすぐ春だ。
暦の上ではもう春なのかな、春分の日も過ぎたから。


僕は秋に誕生した。天秤座のO型。
天秤座は今年生まれ変わる一年になると、占いが言っている。春になったら出会いがあるとも言っている。それを大切にしたい、だからまずは色んなところに行ってみる。


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僕たち夫婦は、出会ったときから離れた場所にいた。すこし距離が縮まったら、今度は休日が合わなくなった。


同じ家に住むようになって、ようやく日々の暮らしのようなものが、ふたりのものになった。


ふたりの日々というものに至るまで長い時間が掛かったけれど、それも良し悪しの話ではなくて、ただわたしたちのかたちがそうだっただけ。むしろ、そうだったからここまで来たのかもしれないわけで。


そして、春からは休日もいっしょになる。
そうして色んなことが変わっていきながらも、とにかくふたりでいたらいいのだろう。