引っ越しをした。

引っ越しをした。


「なんで引っ越したの?」と聞かれることもたまにあるけれど、そんなときは答えに少し困る。少しだけね。
しなければいけない引っ越しではなかった、とは思うから。(良い意味で)


今まで約四年間住んでいた家は知り合いの家族から紹介してもらったところだし、大家さんにもとてもとてもよくしてもらったし、妻とふたり暮らしを始めたところだし、入籍や結婚式というありがたい出来事もあったし。
そのまま住んでいてもきっと人生は進んでいくし、それでもなんら問題ないし、進んでいけば家族や仕事のあれやこれやが当然あると思うけれど住まう家がどうこうというわけではないし、お家賃はあの場所にしては安いと思うし。


「したかったから、したよ。」というのが、問いに対する答えに一番近い。
そのなかでも大きいのは、妻の家族との距離が近くなっていっしょの時間を過ごしやすくなりたい=楽しい時間を過ごせていたい=笑顔でいたい。今それはしみじみと感じてはいる、ありがとうございます。楽しい時間が増えました。(自分の家族とは変わらず離れたままですが、今まで以上に大切にできそうな気はしています。)
それに付随して車が生活のなかに組み込まれたら行動範囲が広がったりすること、少しは自然に近付くこと、通勤で電車を使うのであればその時間に本読んだりできること、等々。


それと今、仕事は引っ越す前の街でしている。遠くはないから、距離は苦ではない。学ぶものはある。幸い任されていることもある。
ただ、ゆくゆく歩を進めるであろう暮らし方では、いずれ今住む街で仕事をする。そういうことも考えながら、逆算をしながら、調整もしながら、ね。焦らずじっくりと。


結論から言うと、夫婦なかよく暮らしています。
前の家にも想い出があるように、この家にも想い出ができていくことでしょう。だから、早く完全に片づけを済ませようと思います。


前より家でも料理するようになり始めているので、ここまで読んでくれたひとでなにかご希望の食べものあったら言ってください。作ってみます、郵便できるものであればお届けも。
あと、ワインを買ったりするんですが夫婦ふたりでは飲みきれないので、家と僕たちの住む街に遊びにきてください。
コロナウイルスがおさまってからでしょうけれど、楽しみにしています。